大阪夢洲のIR:これで大阪が落選したらいったい何やねん?

JUGEMテーマ:大阪

 

 

 

久々更新させていただきます。IRの話題について。

 

香港メルコも大阪から撤退

 

大阪夢洲のIRについて、アメリカ・ラスベガスサンズに続き、「決定したら本社を大阪にする!」とまで言っていた香港メルコも撤退を表明しました。

 

IR事業者が大阪から続々撤退〜7社から3社に(ABCテレビ)

 

メルコは横浜Fマリノスとも連携し、「横浜ファースト」で行くそうです。

 

「大阪ファースト」を掲げるMGMリゾーツが地元企業のオリックスと組んでかなり先行していることから、まあ経営者としては当然といえば当然の判断。サンズが「東京・横浜」という言い方をしているため、メルコは「横浜ファースト」を打ち出すことで、差別化をはかったと言えるでしょう。

 

というか、「続々撤退」て、マスコミは悪意あるタイトルつけるな・・・

 

こちらもご覧ください:大阪夢洲のIRはどうなる?〜米サンズ大阪から撤退

 

夢洲遠景2.JPG

 

さて、IR=カジノを含む複合型リゾート施設は、日本において3か所選定されます。

 

大阪は負の遺産と言われ続けた「夢洲」という広大な空き地がもともとあったため、かなり早期の段階からIRに手を挙げて準備をしてきました。

 

その結果もあって、MGMリゾーツ、サンズ、メルコなどのIRノウハウを持つ海外有力企業が手を挙げて、大阪での計画を進めてきました。

 

しかし、MGMリゾーツは大阪本社のオリックスと連携してかなり有利な状況、その中で横浜が手を挙げたことで、もともと首都圏に色気があったサンズとメルコが大阪では勝ち目なしと見てそちらに流れたという話です。

 

 

IRなんて、首都圏の人は今回のことで初めて計画を知った人も多いでしょう。しかし、大阪はもともと準備を進めてきました。今まで全国的に報道されなかったのは、大阪という力の弱さか・・・

 

大事なことなので繰り返しますが、IRは今回湧いて出た話ではなく、大阪では橋下前市長の時代から準備を進めてきました。IR法整備についても、ある意味では「もともと大阪が主導した」と言えます。

 

なので、ぶっちゃけ今後誘致合戦が過熱して、「3か所」から大阪が漏れるようなことがあった場合、いったい何やねん?ということにはなります。

 

まさに、「あ〜とか〜ら〜来〜たのに、追いこーさーれ♪」ということです。

 

 

 

大阪夢洲にIRを造る意義

現状

・大阪夢洲は長年「負の遺産」と言われ続けた大阪湾に浮かぶ広大な空き地である。

・大阪夢洲に大阪万博誘致が決まったが、万博後の活用法が見いだせない。

・G20大阪サミットで使用された「インテックス大阪」は老朽化が進み、新たな会議場建設が望まれる。

・「キタ」「ミナミ」に続く「ニシ」の開発をしたい。

・関西国際空港にも近く、もともと大阪にはインバウンドが増加している(京都・奈良・神戸にも近い!)。

 

もう少しマクロに見れば、東京一極集中が進み、地方が疲弊していくなか、大阪は回復基調となっています。東京一極集中に対抗する「アンチ・東京一極集中」の旗手として、大阪経済の復活が望まれます。

 

 

IRとは何か?

 

カジノカジノと悪いイメージが先行していますが、カジノはむしろ付属品に過ぎず、「カジノを含む複合型リゾート施設」です。

 

本質的には集客のためのコンテンツであり、ホテルであり、そして大規模会議場です。

 

「何もない大阪夢洲」に「民間の力」で「ホテルや大規模会議場を作る」ということに最大の意義があると思います。

 

また、横浜の場合は山下埠頭の倉庫等を撤去し、いったん全て更地にしたうえで作り直すという手間がかかり、他の候補地でもそういったscrap&buildが必要になりますが、大阪夢洲は「すでに更地であるw」ため、buildだけで良いという大きなメリットもあります。

 

 

yumeshima21.JPG

ごらんのように何もない: 夢洲、2019年1月の姿

 

地方創生とビジネスの狭間で抱えるジレンマ・・・

 

さて、日本は東京一極集中が進み、地方は衰退の一途を辿っています。地方創生大臣なるものも作られ、地方に活力を与えることは日本経済の本当の意味での復活のための急務です。

 

そういう意味では、IRという超巨大事業はできれば地方にこそ作るべき。

 

個人的には日本に3か所も不要で、大阪のみの1か所でええやん!と思いますが、どうしても3か所というなら首都圏はやっぱり外した方がいいと思います。

 

とはいえ、ビジネスとしては首都圏でないと「旨味」がないのも事実。サンズも恐らく本命は東京でしょう。

 

結局、民間主導の事業なので、どうしても主力企業は大都市を目指してしまう、その結果東京一極集中が促進するというジレンマが起こっているように思います。地元に有力議員がいるかどうかという要素も働くでしょうし・・・

 

けっきょく、国が旗を振っても、地方創生とは関係なく、わけのわからん力学でわけのわからん落ち着き方をすることになるような気がします。今回は、アメリカ企業が関与していることですしね〜

 

 

 

あえて和歌山に言及してみる

 

 

さて、せっかくなので、和歌山IRにも触れておきたいと思います。和歌山もマリーナシティにIRの誘致を進めていて、そういう意味では大阪のライバルです。関西国際空港も近いし・・・何より自民党有力議員がいるw

 

ちなみに、和歌山のIR事業者の候補は、ブルームベリー(フィリピン)、バリエール(フランス)、ギャラクシー(香港・マカオ)、モヒガン・ゲーミング(米国)となっています。

 

ですが、ここは大阪vs和歌山で争うよりも、「関西の復権」という観点から共存共栄を目指せるような仕組みを目指してほしいものです。

 

大阪のインバウンドが増加する中、和歌山にも地元色豊かなポテンシャルあると思うけどな〜。

 

 

ということで、関西経済の動向という観点から、引き続き大阪夢洲IRには注目してみたいと思います。

 

こちらもご覧ください:大阪のMICE(大阪ベイエリアのホテルまとめあり)

 

 

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