グレーター大阪のもたらすインパクト?

JUGEMテーマ:大阪

 

 

先日の新聞記事だったと思いますが、「グレーター大阪」という言葉を久々に聞きました。

 

都構想再び堺が浮上 将来的に再編意欲(毎日新聞2019年4月24日)

 

 

この言葉を始めて耳にしたのは、橋下前々大阪府知事がロンドンを視察に行った後だったと記憶しています(正確に何年かまでは覚えていません・・・)。

 

その後久しくマスコミで目にすることはありませんでしたが、堺市市長の辞職に伴う市長選の文脈の中で、また飛び出てきました。

 

日々、大阪の発展を願う当ブログですが、正直なところ「グレーター大阪」、なんか良さそうだけど良く分からんw という感じですので、これを機にちょっとまとめてみることにしました・・・と思って調べはじめたのですが、思った以上に情報が少ない(偏っている)・・・。

 

これはなかなか厳しいな〜。まあ、そんな現状確認も含めてのまとめです。なお、賛否に関する具体的な言及は避けるように心掛けます。

 

遠景2.JPG

 

 

●グレーター大阪とは?

 

具体的な区割りなどに言及した最新の資料は見つかりませんでした。大阪維新の会の大阪再生マスタープランの中に、以下のようにあります。

 

新たな統治機構(大阪府とグレーター大阪(大阪市と隣接周辺市)の一体化が中心)を構築する。

引用元はこちら

 

初期構想では、大阪都の周辺市を巻き込んで、将来的には尼崎区、豊中区、吹田区、東大阪区、堺区のような形に持っていくという図面だったような記憶があります。しかし、各種自治体、特に兵庫県民からの強い反発にあい、また2015年のいわゆる大阪都構想に関わる住民投票が否決されてからは、めっきりと聞かなくなっていました。

 

しかし、大阪維新の活動指針の中には脈々と受け継がれていたようです。

 

2019年4月24日産経新聞記事より

 

グレーター大阪は、「大阪都」の「次の段階」であることは疑いようもないので、「大阪都」の方向性も定まらぬ現時点では、少なくとも公表されている資料の中では中身のあるものはなさそうです。

 

ただ概念としては、「大阪都」+「周辺の衛星市」の一体的発展を戦略的に考えてゆきましょう、という構想であることは間違いないようです。

 

 

スポンサーリンク

 

●グレーターロンドンとは?

 

グレーター大阪のモデルとなっているのが、グレーターロンドンです。これがまた、素人には難解・・・

 

ロンドン市とその周囲の32のロンドン区からなる行政区画で、グレーター・ロンドン・オーソリティ(GLA: ロンドン市長+ロンドン議会)が地域の戦略的な地方自治を行う。ロンドン市のみの地方自治は、シティ・オブ・ロンドン・コーポレーションが担う。

 

これを大阪にそのまま当てはめると、大阪都と尼崎区、豊中区、吹田区、摂津区、東大阪区etcがグレーター・大阪・オーソリティ(GOA)を形成して戦略的な地方自治を行い、大阪都のみの地方自治は大阪都コーポレーションが行う??

 

うーん、ピンと来ないな〜

 

引用元はこちら

 

大阪府とグレーター・ロンドン・オーソリティはほぼ同じ大きさであるとの図解は載っています。

 

 

●グレーター”でない”大阪はどうなるの?

 

もうひとつ、疑問点があります。

 

北摂地域でグレーター大阪に入る「候補」とされているのが、旧構想では豊中市、吹田市、摂津市になりますが、そこに入れない北摂地域はいったいどうなるの??

 

能勢町、豊能町、池田市、箕面市、茨木市、高槻市、島本町の面々です。

 

豊中は区になるけど、箕面は市のまま?府市一体の成長戦略には入らないの??

 

 

スポンサーリンク

 

●システムとビジョンと説明と

 

ということで、グレーター大阪については「システム」と「ビジョン」に分けて考える必要があるように思います。

 

「システム」としてのグレーター大阪については、残念ながら良く分かりません。行政機構として、どのような区割り・市割りになって、どのようなメリット、デメリットがあるのか。これは今後、話が具体化するにつれての詳しい説明が欲しいところです。

 

「ビジョン」としてのグレーター大阪は、分からなくもない気がします。恐らく、「大阪市」vs「ロンドン」とするのではなく、「大阪市+堺市+尼崎市+豊中市+吹田市+摂津市+守口市+門真市+大東市+東大阪市+八尾市+松原市」vs「ロンドン」だったら、そこそこいい勝負するんじゃね??ということなんだろうと思います。

 

今後、大阪都市圏が世界都市となっていくうえで、競争力を確保するために周辺市域の力も取り込みたいということなんでしょう。

 

 

なので、記事タイトルも「グレーター大阪のもたらすインパクト!」としたかったのですが、まだ疑問点も多いので、「グレーター大阪のもたらすインパクト?」となってしまいました 笑

 

当ブログでも、北摂市民の立場から続報含めてフォローしていきます。

 

 

令和の時代もますますの関西の発展を!に賛同いただける方は、

下記クリックをどうぞよろしくお願いします。

↓↓↓

 
人気ブログランキング

 

(経済・不動産関連の記事【厳選】)

伊丹空港4.0(伊丹空港の過去・現在・未来)

夢洲(2025年大阪万博予定地)とは

阪急の新線計画:現状確認

おおさか東線の与えるインパクト

彩都(さいと)とは:西部地区の成り立ちと不動産

阪急沿線の不動産価値

千里中央セルシーと再開発

阪急阪神リート投資法人とは?

スポンサーリンク